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FS65A(1904) 写真:2007.11.17 小網町-土橋 高橋一嘉
京都市電900形のうち、1957(昭和32)年に増備された916号以降が履いた台車。原形式のFS65は901〜915号が履いたもので弾性車輪を採用していたが、FS65Aではこれを取り止めている。台車枠は一体鋳鋼製。916〜931号がワンマン化により1900形となり、このうち15輌が1978(昭和53)年の京都市電全廃と前後して広島電鉄に移籍、現在も活躍を続けている。写真は広島電鉄1904号“かも川”(もと京都市電1923号)が履いているもの。
軸距:1400mm 車輪径:660mm 軌間:1435mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:コイルばね
2008.1.21作成
参考文献
「住友金属の台車33」(『鉄道ピクトリアル』№494所収/1988年 電気車研究会)
『復刻版 私鉄の車両3 広島電鉄』飯島 巖 青野邦明 荒川好夫
(2002年 ネコ・パブリッシング)
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