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DT42(モハ380-71) 写真:2007.3.29 出雲車両支部 RM(新)
TR224(クロ381-129) 写真:2007.3.29 出雲車両支部 RM(新)
DT42/TR224は1973(昭和48)年に登場した国鉄の振子式特急型電車381系の台車である。試作車591系で開発された“コロ式自然振子”方式を実用化したもので、曲線部で発生する遠心力を利用して、揺れ枕装置に組み込まれたコロ装置を介して車体が最大5度傾斜する仕組み。軸箱支持装置はキハ181やキハ65のリンク式に似ているが、軸箱の上下対称に板ばねを配置した独特のものである。基礎ブレーキ装置はM台車:踏面片押し、T台車:ディスク。
写真は今春リニューアルされたJR西日本<やくも>用381系のもの。
軸距:2300mm 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:板ばね 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)
<やくも>用381系リニューアル車:RailMagazineNo.285参照 2007.4.10作成