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KD71系は1969(昭和44)年に登場した近鉄12200系に採用されたシュリーレン台車である。当初の形式はM台車:KD71/T台車:KD71A。以後、車輌の増備とともに幾度かの改良を経て、1977(昭和52)年に登場した12400系でも同系のものが採用された。
写真は12200系改造の15200系“あおぞらⅡ”、モ15202(元モ12230)が履くKD71。(RM)
軸距:2200㎜ 車輪径:860mm
軸箱支持:湿式円筒案内式(シュリーレン) 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)
写真:2005.11.29 明星検車区 高間恒雄
18200系置き換えのため12200系から改造された団体専用車15200系。愛称は18200系の“あおぞらⅡ”を受け継ぐ。
近畿日本鉄道15200系“あおぞらⅡ”:RailMagazine269(2006年2月)号参照
参考文献
『復刻版 私鉄の車両1 近畿日本鉄道Ⅰ 特急車』
飯島 巖・藤井信夫・井上広和(2002年 ネコ・パブリッシング)
2005.12.3作成/2006.1.15更新