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【JR西日本】北陸線(金沢~敦賀間)の廃止届出書提出【第三セクター化へ】

2023.03.01

 JR西日本は、2023年2月28日、鉄道事業法第28条の2に基づき、北陸線(金沢~敦賀間)の廃止届出書を国土交通大臣へ提出したと発表した。

‘22.3.4 北陸本線 大聖寺~牛ノ谷 P:箆伊 正(今日の一枚より)

廃止しようとする路線:北陸線金沢~敦賀間130.7km

廃止予定日:北陸新幹線(金沢敦賀間)開業予定日(2024年春頃)

届出書提出箇所:国土交通省北陸信越運輸局

経緯:北陸線は、米原~金沢間を結ぶ、全長176.6kmの路線であり、JR西日本が1987年4月に日本国有鉄道から第1種鉄道事業を承継し運営してきた。金沢~敦賀間については、北陸新幹線(金沢敦賀間)の開業と同時に経営を分離することが決定している並行在来線であることから、同区間の廃止届出書を提出した。

編集部追記】金沢~敦賀間のうち、石川県内の金沢~大聖寺間はIRいしかわ鉄道に、福井県内の大聖寺~敦賀間は新会社のハピラインふくいに、それぞれ経営が移管される(大聖寺駅は石川県内に位置する)。

 なお、北陸本線はもともと米原~直江津間を結ぶ全長353.8kmの長距離路線であったが、北陸新幹線金沢開業時に直江津~市振がえちごトキめき鉄道日本海ひすいライン、市振~倶利伽羅があいの風とやま鉄道、倶利伽羅~金沢がIRいしかわ鉄道にそれぞれ移管され、前述の通り全長がおよそ半減の176.6kmとなっていた。今回の金沢~敦賀間の移管により、残る区間は米原~敦賀間の45.9kmとなる。

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