JR東日本は、自動運転導入に向けて、これまで山手線で終電後の時間帯にATO(Automatic Train Operation)の試験を行ってきたが、今後は営業運転している日中帯にも試験を行い、自動運転での乗り心地や省エネ性能を検証すると発表した。詳細は以下の通り。
’19.9.28 東北本線(山手線) 御徒町 P:瀧井翔一
(鉄道投稿情報局より)
■これまで実施した試験
2018年度:加速、定速走行、減速、定位置への停車などの運転機能の試験
2019年度:乗り心地向上や駅間停車防止に関する車両制御の試験
2020年度:列車の最適な群制御など、将来の運行管理連携を意識した試験
■今回の試験について
山手線全線(34.5㎞)においてE235系(1編成)を使用した試験を日中帯に行い、自動運転導入に向けた技術開発を進める。2025~2030 年頃に山手線などへのATOの導入を目指す。
■試験内容
実際の営業列車と同様に前後に列車が走行している環境で加速・惰行・減速などの自動運転に必要な運転機能、乗り心地、省エネ性能などの確認を行う。
■試験日程・時間帯
2022年2月中旬から下旬にかけて5日間(日中帯)