株式会社動輪堂よりDVD『よみがえる総天然色の列車たち 第2章6名鉄篇 奥井宗夫8ミリフィルム作品集』が発売される。
本作品は鉄道8ミリ界の巨星・奥井宗夫氏のカラーフィルムによって、昭和30年代~60年の名古屋鉄道の映像を収録したもの。
名鉄のシンボルとして永く親しまれた7000系・7500系「パノラマカー」、高山本線乗り入れの特急「北アルプス」キハ8000系などの特急用車輌をはじめ、「なまず」「いもむし」と呼ばれた戦前の流線形電車850系・3400系など、緑や赤帯塗色時代の映像を交えながら、30形式以上の歴代車輌が登場する。また岡崎市内線・岐阜市内線・美濃町線・揖斐線・谷汲線、全国唯一のガントレットが存在した瀬戸線旧線など廃止路線のありし日の姿も紹介している。
■収録内容
○7000系・7500系「パノラマカー」
昭和36年登場の名鉄のシンボル。座席指定特急には7000系をグレードアップさせた「白帯車」が登場。
〔登場形式:7000系/7500系/7700系/7300系〕
○キハ8000系『北アルプス』・8800系「パノラマDX」
国鉄高山本線乗入れの「北アルプス」は富山地方鉄道にも足を伸ばす。「パノラマDX」は全く新しいコンセプトでデビュー。
〔登場形式:キハ8000系/8800系〕
○名古屋本線・国鉄飯田線 共用区間
豊橋―伊奈間での国鉄車輌との競演。
○戦前の車輌たち
名岐鉄道時代の古豪・モ800形、「なまず」と呼ばれた流線形の850系。対するは愛知電気鉄道出身の3400系「いも虫」。
〔登場形式:モ800形/ク2310形/850系/3400系/3600系〕
○戦後の車両たち
AL車最大勢力の運輸省規格型3800系、最後の吊り掛け式特急用車輌3900系。車体更新で誕生のHL車3700系(2代)など。
〔登場形式:3550系/3800系/3850系/3900系/3700系(2代)/3730系/3770系/
3780系〕
○モンキーパークモノレール線・犬山線犬山橋
日本初の「日立アルヴェーグ式」と呼ばれる跨座式モノレールと、日本最後の同一平面上の鉄道道路併用橋。
〔登場形式:MRM100・MRM200形〕
○初期のSR車と移籍車
カルダン駆動方式を本格採用した名鉄初のSR車(高性能電車)5000系や、東急から移籍した異色の経歴を持つ3880系など。
〔登場形式:5000系/5200系/5500系/3880系/3790系〕
○築港線・三河線 電気機関車と貨物輸送
名鉄屈指の貨物輸送量の築港線と、国鉄との最後の貨物中継を行った三河線。様々な電機が活躍する姿が見られた。
〔登場形式:デキ600形/デキ370形/デキ300形/デキ400形〕
○岡崎市内線
モ50形など「単車」が活躍し、車庫にはポール集電式やダブルルーフの貴重な車輌が居並ぶ。福岡線・挙母線にも直通したが昭和37年に廃止。
〔登場形式:モ50形/モ530形(初代)/デワ10形/モ20形〕
○瀬戸線
名古屋城の外濠の中を走る旧線にあった日本最後の「ガントレット」。各線から旧型の600ボルト車が集い、特急運転も行なわれた。
〔登場形式:ク2220形/ク2300形(2代)/ク2320形/モ700形/モ750形/ク2190形/
デキ200形/モ900形/ク2100形〕
○岐阜市内線・揖斐線・谷汲線
前面5枚窓のモ510・モ520形が岐阜市内線・揖斐線の直通急行に活躍。谷汲線では連接車体に改造されたモ400形が。
〔登場形式:モ510形/モ520形/モ550形(初代)/モ180形/ク2180形/モ400形(2代)/
ク2150形(2代)〕
○田神線・美濃町線
田神線を介して1500ボルトの各務原線と直通する600ボルトの美濃町線では、急行に使用される複電圧車モ600形(2代)が主役だった。
〔登場形式:モ600形(2代)/モ570形〕
◎ナレーター 子守康範
◎監修 宮澤孝一
◎構成・演出 宮地正幸
■発売日 2011(平成23)年7月21日
■価格 3,990円(税込)
■本編 81分
■商品コード DR-4166
■JANコード 4932323416625
■ISBNコード 987-4-89482-150-7
■音声 Dolby Digital STEREO
■音声切替 1音声 ナレーション+BGM
■画面サイズ 4:3 スタンダード
■ディスク仕様 片面1層 NTSC MPEG2
■パッケージサイズ トールサイズ
■リージョンコード リージョン ALL
■制作年・国 2011年日本
(C)DORINDO Co., Ltd.
名古屋鉄道商品化許諾済
<動輪堂直販>
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