山間の小さな駅での対向待ち。しばし静寂のなか、鳥のさえずり交じり小さくホイッスル一声。やってきたのはDD54であった。 '76.6.13 福知山線 武田尾 P:森田 宏
福知山線の最近の記事
昭和40年代初頭、福知山線には気動車の編成もわずかにあったが主力は客車で、C57、C11、DF50が牽引していた。C11については、上り列車がバック運転だった。 1724レ C11316〔吹一〕 福知山線 中山寺-川西池田 '66.1.21 P:小西 明
>遠い山あいから甲高いエンジン音が聞こえ、待つことしばし。小さなトンネルぎりぎりにDD54が姿を現した。この区間、今は新線に切り替わり電車が軽快に通り過ぎている。 '76.6.13 福知山線 武田尾-道場 P:森田 宏
宝塚の発車を東側の陸橋で撮影した後、振り向くとオーバークロスする阪急宝塚線の梅田行電車が走行しているのが見えたので、あわててシャッターを切った。 '68.2.18 福知山線 宝塚 P:田中敏一
出雲市より夜通し走り続けた20系寝台急行「だいせん」が夜明け前の丹波路を走り抜けます。もう少し露出が稼げると思っていたのに、この時期この辺りではいきおい、流し撮りするしかありませんでした。 '79.8 篠山口-南矢代 P:髙橋 明
おだやかな冬の日、三田から道場方面へ歩き列車を待った。ほどなくDE50がのんびりとやってきた。 '74.12 道場─三田 P:大森光祥
川代渓谷へ撮影の途中に、桜が満開の広野駅に下り普通列車が停まっていたので"快心の一撃!"気を良くしていたのに現像が上がって来たら「あややッ」何と!まさかのピンボケ...。デジタルの今なら撮影後にモニターで確認できたものを...。 '81.4 広野 P:髙橋 明
渓谷に轍の音が響きわたり列車が近づいて来る気配。これが福知山線最後の蒸機になるかもしれない!と思うと、いつも以上に緊張感が高まります。そんな中、篠山川第一橋梁上にツンと澄ましたC57が姿を現わしました。 '72.8.22 丹波大山-下滝 P:高橋 明
列車が到着すると駅員さんが構内の外れまで来て転轍機を起こしポイントを切り替えると腕木の信号機がガシャリと下ります。近郊電車が行き交う今の福知山線にもノンビリとした時間が流れていたものです。上り列車の牽引機はDD51 18号機、下りはDD51 1178号機です。 '78.11 藍本 P:髙橋 明
ものすごい排煙を上げながらトンネルを飛び出し篠山川第一橋梁を渡るDD54牽引の上り普通列車です。この川代渓谷は架線を張られたくらいで今も変わらない風景が展開しています。みぞれ混じりの寒い一日でした。 '75.1 下滝-丹波大山 P:高橋 明
5日後(8月1日)から新線に切り替わり、今ではこの場所もかなり変わっていることでしょう。 '86.7.27 生瀬-武田尾(旧線) P:須崎雅宏
福知山線の旧線を行く特急「まつかぜ」。トンネルの向こうから響き渡るディーゼル音、大自然の中を駆け抜けるその姿は長距離昼行特急の花形でした。 '85.8 生瀬-武田尾 P:泉谷 純
福知山線の旧線を行く急行「丹波」です。グリーン車も連結された長編成は迫力満点。現在ハイキングコースになっているこちらの旧線は今なお登山客が多く訪れるスポットです。 '85.8 武田尾-生瀬 P:泉谷 純
万博臨の返却回送が走るというので自転車に乗り武庫川渓谷を目指した。渓谷の入り口に自転車を置き徒歩で渓谷を遡る。待つことしばし、曇り空の下をC57 152が勾配を駆け上ってきた。 '70.5.5 生瀬-武田尾 P:石田哲彦