奥深い山間部を往く石北臨貨の俯瞰ポイント
2009.11.29
姫野成広(北海道)
【ガイド】石北本線の上白滝-下白滝沿線は、深い山間部を縫うように列車が走り、四季を通じて様々な表情を見せてくれる。この場所は、山をバックに落葉樹林帯の中を走行する列車を俯瞰気味に撮影でき、冬の樹氷・春の新緑・秋の紅葉が特に美しい。終日列車サイドは逆光だが、正面に光線が当たる8071レ・8073レがお勧め(冬期間8071レは山陰に入るので注意)。もちろん臨貨以外の定期列車・団臨等の列車を組み合わせても面白い。撮影地までは傾斜がきつく、降雪期は足元が滑りやすいためアイゼンの装着が必要。
【レンズ】150mm
【アクセス】下白滝駅から丸瀬布方向に国道333号線を1.5km行くと馬止トンネルがある。トンネル入口に向かって右手から徒歩で登り、トンネル上の空地が撮影地。車なら国道333号を遠軽から下白滝方面に走らせると、石北本線をオーバークロスしてほどなく馬止トンネルが見えてくる。トンネル出口真上の空地が撮影地。駐車スペースがないので、他車の交通の妨げにならないよう気をつけていただきたい。
【国土地理院1/25,000地形図】丸瀬布南部
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。