鉄道ホビダス

釧網本線の最近の記事

斜里岳の威容が迫る
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2010.3.6
小野寺 俊(北海道)

【ガイド】斜里岳をバックに走る釧網線の列車を撮影するポイント。南斜里停車の列車は速度が低いので楽に撮影できる。ほぼ真横からの撮影なので、上下列車共に狙える。朝の早い時間と夕刻はほぼ順光。昼間の時間帯は半逆光となる。

【レンズ】105㎜

【アクセス】南斜里駅を出て道道1000号を左折400m程進んだ道路脇が撮影ポイント。撮影場所のそばに「川上公民館」と小さな神社の鳥居がある。車なら知床斜里駅から清里町方面に国道334号を進む。3km程で国道は右に折れるがそのまま直進。釧網線を横断した先の交差点を右折し、道々1000号をしばらく走るともう一度釧網線を横切る。そこから1km程進んだ「川上公民館」前付近が撮影ポイント。

【国土地理院1/25,000地形図】斜里

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

釧網本線/標茶─五十石

バック運転の「SL冬の湿原号」を撮る
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2008.1.28
藤谷義明(埼玉県)

【ガイド】標茶発の「SL冬の湿原号」を手軽に順光で撮影できるポイント。発車直後であり勾配も控えているため煙も期待できる。クルマなら撮影後に法定速度で走って十分に遠矢付近で再度撮影が可能で効率も良い。

【レンズ】200mm

【アクセス】標茶駅から約5㎞「ルルラン」踏切付近。車なら釧路市内から国道391号線経由で約1時間強。

【国土地理院1/25,000地形図】標茶

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

夕日を浴びて発車する「SL冬の湿原号」
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2009.1.25
神谷武志(大阪府)

【ガイド】年に数日、川湯延長になるC11牽引の「SL冬の湿原」号。夕日の美しい光線を浴びて釧路へ向かう、勇壮な出発を手軽に撮影できる場所がここ。ただし晴れていないと魅力半減。曇天の場合は道路下より素直に出発風景を撮ったほうがよいと思われる。

【レンズ】70〜200mm

【アクセス】摩周駅を降り243号線に出て釧路方向に歩き、駅構外に架かる高架橋より見下ろす場所が撮影地。徒歩およそ10分。フェンスがかかっているため、レンズを接近させて絞りを開いて撮影する。車だと橋上は駐車禁止場所であるので注意してほしい。

【国土地理院1/25,000地形図】弟子屈

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

羅臼の山と冬の気動車を撮る
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2009.3.1
小杉剛史(東京都)

【ガイド】釧網本線にかかる跨線橋の上から撮影する。知床斜里駅を背中にすれば羅臼の山に昇る朝日を絡めて、駅に向けば昇った太陽が駅や停車中の列車に当たりまた別の楽しみが味わえる場所。電車では見られない排気が印象的になる今の時期が良いのではないでしょうか?跨線橋上はそれほど狭くはないが、やはり三脚の使用は避けたい。あくまでも地元の人の生活道路である。

【レンズ】110mm

【アクセス】知床斜里駅から中斜里方面へ駅前の道を右に進むと進行方向右手に跨線橋が見えるのでその上から撮影する。女満別空港から約60km。2時間。冬場はもっとかかるものと思われる。

【国土地理院1/25,000地形図】斜里

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

好アクセスなポイントで、手軽に蒸機列車やトロッコ列車を撮影
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2008.3.2
小野寺 俊(北海道)

【ガイド】釧路駅から比較的手軽に撮影できるスポットで、夏季は「くしろ湿原ノロッコ号」、冬季は「SL冬の湿原号」の撮影ができる。橋梁付近の河川敷は広く、撮影者が多数いても余裕がある。また、並行して架かる旭橋上からサイドを狙うこともできる。右岸・左岸両方からの撮影ができるので、上り・下りと色々なポイントから狙うことが可能。光線状態は終日順光。

【レンズ】25mm

【アクセス】釧路駅前からすぐ左手(バスセンターの前の道路)に進むと、国道44号との交差点に出る。その先の旭橋を渡り橋南幹線通りに出てGSの手前を左折すると河原に出ることができる。徒歩でも20分程度、クルマだと5分程度。

【国土地理院1/25,000地形図】釧路

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

湿原の中を走るトロッコ列車
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2008.6.8
小野寺 俊(北海道)

【ガイド】釧路湿原をバックに釧網線を走る列車を撮影できるポイントです。夏場は緑の中を走るノロッコ号がオススメです。午前中〜午後は順光、夕方は逆光になります。レンズは標準〜望遠まで

【レンズ】135mm

【アクセス】国道391号を釧路から糖路方面に進み、細岡展望台への案内看板に従って左折。道なりに進むと釧網線を渡る踏切が現れ、すぐに細岡駅があります。そこから0.5km程進むと路肩に駐車スペースがあります。そこの脇から左に伸びる砂利道がありますので、そこをはいっていきます。踏切を渡ると右手に民家があり右手のあぜ道を800m程歩いていくと撮影する丘の草原に出ることができます。駐車スペース付近から撮影場所までは轍が深いので、SUV等の車高の高いクルマ以外は走れませんので、駐車場所から徒歩になります。細岡駅から徒歩で20分(1.5km)。

【国土地理院1/25,000地形図】細岡

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

冬の定番「SL冬の湿原号」を撮る
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2008.1.28
藤谷義明(埼玉県)

【ガイド】北海道の冬の風物詩として、すっかり定着した感のある「SL冬の湿原号」。標茶行きの列車をインカーブから手軽に撮影できるポイント。勾配はそれほどでもないので「黒煙」は期待できないが、外気は氷点下なのできれいな白煙を見せてくれる。

【レンズ】105mm

【アクセス】遠矢駅から釧網本線沿いの道を2.5kmほど行った「岩保木踏切」付近。車なら釧路市内から国道391号線で約15分

【国土地理院1/25,000地形図】遠矢

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

釧網本線/塘路─茅沼

釧路湿原を行く列車を俯瞰するポイント
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2007.3.7
藤谷義明(埼玉県)

【ガイド】広大な釧路湿原を行く列車を俯瞰気味に撮影できるポイント。午後順光になるので、「SL冬の湿原号」の通過する頃(逆向き釧路行き)がベスト。ただ、山頂での撮影になるので風が比較的強く、手ブレ&冬季の防寒対策が必至。作例は300ミリ(デジタル換算450ミリ)だが、もう少し長いタマの方が周囲を切り取れるのでなお良い。

【レンズ】300mm

【アクセス】塘路駅より国道へ出て標茶方向へ約1㎞、踏切を渡って二本松展望地の山頂。撮影地の下に数台の駐車スペースがある。

【国土地理院1/25,000地形図】細岡

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

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釧網本線/美留和─川湯

〈SL冬の湿原号〉川湯延長運転の勾配区間

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2006.1.21
芝山喜久男(東京都目黒区)

毎年冬の間に数日設定される〈SL冬の湿原号〉の標茶〜川湯温泉延長運転時にファンが集まる沿線屈指の勾配区間。最も有名なのは、美留和〜川湯温泉のほぼ中間の踏切から美留和方の少し入った「石山」と呼ばれるアウトカーブの斜面からの小俯瞰だが、この作例のように踏切付近の斜面からも、素直な構図が手軽に得られる。ただし、光線は「SL冬の湿原号」通過時は、ほぼ逆光となる。煙は確実に上がるので、逆光を生かして撮りたい。

【レンズ】85〜135㎜相当

【アクセス】釧網本線美留和駅から約3km、国道391号線を釧路方面から摩周市街を抜け、美留和駅入口を過ぎ、川湯温泉とのほぼ中間の、集積場への道を右折して、踏切に到達する。

【国土地理院1/25,000地形図】美留和

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。