カーブを描く鉄橋を駆け抜ける特急「オホーツク」
2009.9.13
姫野成広(北海道)
【ガイド】湧別川の清流を渡る石北本線の列車をサイドから狙えるポイント。作例は鉄橋と並行する道路(橋)下の川原より撮影。午前は右側正面とサイドが順光となり、午後からはサイドのみとなる。鉄橋は長くはないので、一番短い4輌編成の特急オホーツクがきれいに収まるが、シャッタータイミングが難しいため、コマ速度の速いカメラでの連写をお勧めする。鉄橋の奥には湧別川ダムがあるが、ダムの柱状構造物(堰柱)が車輌奥側に隠れすっきりとした編成写真が撮れる。背景の山や湧別川の川面を画面に大きく入れるのであれば、より高い視点となる道路上からの撮影が適している。その場合は他車の運転の妨げにならないよう十分注意してほしい。
四季の変化が感じられ、川のせせらぎも聞こえてくるので動画撮影も楽しむ事ができるポイントでもある。「オホーツク」以外の定期列車・臨貨・団臨等、様々な列車を組み合わせてみるのも面白い。釣り人が訪れる場所でもあり、駐車スペースは小さく限られるのでトラブルにならないよう譲り合って撮影していただきたい。
【レンズ】24mm
【アクセス】瀬戸瀬駅より徒歩15分。旭川方面に国道333号線を走らせ、石北本線をオーバークロスする手前交差点を社名渕方面へ右折。湧別川を渡る橋の手前の空き地か、橋を渡り左手砂利道を下りた川原に駐車。
【国土地理院1/25,000地形図】瀬戸瀬
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。