特集・コラム

「私鉄王国」関西で生き残れ!
~京都鉄道博物館新快速50年企画レポートVol.2~

2020.10.05

text&photo:RM
取材日:‘20.10.2
取材協力:京都鉄道博物館

■近郊型電車の最高峰!117系電車の車内を再現
 1980年、国鉄は関西私鉄に対抗するため、異例ともいえる専用車両117系の導入に踏み切った。車体色は、戦前の52系「関西急電」を思わせるクリーム色をベースにブラウンのラインが入ったカラーリンングとなっているほか、前面の形状もそれを彷彿とさせる斬新なものとなっていた。

▲当時としては画期的だった117系の車内設備の再現展示。展示を担当した学芸員の岡本氏一押しの展示となっている。

 それだけではなく当時、その画期的な車内設備が大きな話題を呼んだ。追加料金なしで乗れる車両としては珍しかった転換クロスシートに、清潔感のあるシートカバー、車端部の化粧板など私鉄を意識したインテリアが好評を博した。

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