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RM LIBRARY124『鶴見線貨物回顧』発売中です。

 

091117nrml124.jpg 毎月ご好評いただいておりますRMライブラリー、今月発売の第124巻は渡辺一策さんによる『鶴見線貨物回顧』です。

 今でこそ205系による通勤輸送が主体となった鶴見線ですが、かつて、まだ72系や17m級国電が活躍していた時代、各駅から伸びる沿線工場の専用線には無数の貨車が発着し、そしてその多くは個性豊かなスイッチャーたちの活躍の場でもありました。

 平成に入ってからも貨物列車の数は決して少なくは無く、クモハ12を撮影に出かけて、大川駅で旅客ホームを遮るように列を作るクリーム色のホッパ車を目にした方も少なくはない筈です。その大川駅の日清製粉専用線もクモハ12の引退と前後して廃止されるなど、ここ20年間でも貨物輸送の減少が続き、現在では扇町・三井埠頭、浜川崎・東亜石油、そして安善・米軍の3つの専用線が稼動するのみとなっているそうです。

 本書は、昭和40〜50年代の鶴見線の貨物輸送について、各駅別に発着した主だった貨車はもちろん、専用線、専用鉄道の概要を系統建ててまとめた初めての書籍です。ぜひご覧ください。

●RM LIBRARY124『鶴見線貨物回顧』の訂正
33ページ図16の注釈は、正しくは以下の通りです。訂正してお詫び申し上げます。
注1)米軍鶴見貯油施設エリアⅡ
注2)米軍鶴見貯油施設エリアⅠ

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