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N-DT281 N-DT280X / JR北海道キハ281系900番代

 
543:N-DT281
N-DT281(キハ281-901 後位側) 1992.1.17 札幌運転所 P:RM

543:N-DT281
N-DT281(キハ281-901 前位側) 1992.1.17 札幌運転所 P:RM
軸距:2150㎜ 車輪:810㎜
軸箱支持:ロールゴム式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)

544:N-DT280X
N-DT280X(キハ280-901) 1992.10.17 札幌運転所 P:RM
軸距:2250㎜ 車輪:810㎜
軸箱支持:コイルばね+円筒積層ゴム式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)

 JR北海道の振子式特急型気動車キハ281系の試作車が履く台車。キハ281系試作車は、まず1992年1月に先頭車2輌が誕生、その後1992年10月に中間車が追加された。先頭・中間とも2基エンジンで、付随台車の設定はない。
 先頭車2輌の履くN-DT281はJR四国2000系のS-DT56をベースに耐寒・耐雪仕様のための変更を加えたもので、振子機構にコロ式を採用、基礎ブレーキ装置はユニットブレーキによる踏面両抱きを採用していた。
 一方、中間車が履くN-DT280Xでは振子機構をベアリングガイド式に変更、基礎ブレーキ装置は車輪側面取り付けのディスクブレーキとなり、合わせて電磁石による吸着渦電流ブレーキの装備も想定されていた。
 写真はそれぞれ登場時のもの。なお、キハ281系は試作車の成果を反映した量産車が1994年3月に就役。量産車の台車は試作先頭車のN-DT281をベースに振子機構をベアリングガイド式としたN-DT281Aが採用されている。
A diesel car for limited expresses of Hokkaido Railway, a prototype of the kiha281 series. 1992 production.
1992.10.17 札幌運転所 P:RM
JR北海道キハ281-901・902:RailMagazine103号参照
JR北海道キハ280-901(中間車):RailMagazine112号参照

2009.9.25作成

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