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名古屋鉄道の新型通勤電車5000系の取材にうかがいました。名鉄5000系というと丸みを帯びた車体のSR車を思い浮かべる方も多いかと思いますが、今回登場した二代目は廃車が進む1000系“パノラマスーパー”の全車特別車編成の機器類を編成単位で流用して製作されたもの。車体は最新系列の3150・3300系に準じたステンレス製3扉構造のものですが、3150・3300系との識別から正面の帯が太くなり、運転台機器流用の関係から非貫通となったことと合わせてイメージが少々変わっています。
この5000系は平成21年度までに4輌組成14本が登場する予定。今回登場した編成の台車はボルスタ付きダイレクトマウントのSUミンデン台車FS539/FS039ですが、平成20・21年度に増備予定の編成の一部は1000系1017編成以降からの機器流用となるためボルスタレス台車のSS165F/SS026Fを履く予定とのことです。
FS539(5151/M台車) 写真:2008.3.5 舞木定期検査場
FS039(5101/T台車) 写真:2008.3.5 舞木定期検査場
この名鉄5000系については3月21日発売のRailMagazine296号で紹介の予定です。 2008.3.7作成
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これまでに収録した名古屋鉄道関連の台車