WTR243C(T台車/クハ520‐1)
2006年に就役したJR西日本の北陸線用交直流近郊型電車521系の台車。223系2000番代のWDT59/WTR243をベースとしながら、床面高さ低減のため空気ばね上面高さを223系より15mm減の925mmとしている。また、その使用線区から耐寒耐雪化のため軸ばね、枕ばねおよびブレーキダイヤフラムに防雪カバーが取り付けられたほか、車端台車のスノープラウも強化型とされた。基礎ブレーキ装置はMTともユニットブレーキによる踏面片押しで、T台車には駐車ブレーキの準備工事が施されている。
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)
写真:2006.9.27 川崎重工業兵庫工場 高間恒雄
JR西日本521系;RailMagazine282号参照 2006.1.14作成