FS098A(T台車/ク5701)
1984(昭和59)年に登場した名鉄6500系電車に採用されたSUミンデン台車で、1986(昭和61)年登場の5700系にも採用されたほか、その後の増備による改良や用途によって派生形式も多く発生している。基礎ブレーキ装置はM台車が踏面片押し、T台車が両抱きと異なる。T台車の原形式であるFS098は6000系用のSミンデン台車で、対応するM台車はFS398(両方とも基礎ブレーキ装置は両抱き)。6500系の登場時にM台車のみ新規の形式が起こされた形となっている。
写真は5700系登場時のもの(台車の写真はモノクロです)。
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:SUミンデン式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)
写真:1986.6.16 新川工場 RM
名古屋鉄道5700系:Rail Magazine33号参照 2006.10.18作成