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TDT204 / JR東海700系新幹線

 
116:TDT204
 東海道・山陽新幹線<のぞみ>の主力車輌として活躍するJR東海700系新幹線電車のM台車(T台車はTTR7002)。基本構造は300系のTDT203から踏襲したボルスタレス台車で、走行安定性向上のために軸受の円錐コロ軸受化、乗り心地向上のために空気ばね間隔の拡大、非線形空気ばねの採用などの変更がなされ、また一部の車輌ではセミアクティブダンパを装備する。
 なお、同じ700系でもJR西日本所属車は500系から流れを汲んだ軸はり式のWDT205A/WTR7002を履いている。
軸距:2500mm 車輪径:860mm
軸箱支持:積層ゴム+コイルばねによる円筒案内 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)

写真:1997.10.3 浜松工場 RM
700系新幹線
浜松工場で報道公開された際の量産先行試作車C0編成。営業列車への就役は1999年からであった。
JR東海300系新幹線電車:RailMagazine175号参照
2006.5.12作成

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これまでに紹介したJR東海の台車
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