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東武鉄道の特急電車100系用のボルスタレス台車。1990年の登場で、東武形式はTRS-90。東武鉄道では1987(昭和62)年登場の通勤車20000系からボルスタレス台車を採用したが、このSS115では特急用として軸距を2300㎜に拡大、軸ダンパを装備している。牽引装置は1本リンク式。100系はVVVF制御車では珍しい全電動車方式をとるため、T台車はない。
さて、この写真は登場当時のものだが、なにか物足りない。今の写真と見比べてみると…当時はまだヨーダンパが設置されていなかった。
軸距:2300mm 車輪径:860mm
軸箱支持:SUミンデン式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)
写真:1990.4.11 業平橋 RM
就役を前に業平橋のヤードで報道公開された登場時の100系。2006年3月18日からは<スペーシアきぬがわ>としてJR線への乗り入れも開始され、東武特急としては初めて新宿駅に姿を現している。
2005.11.9作成 2006.3.20更新