text & photo:RM
取材日:’22.5.22 場所:吹田総合車両所
取材協力:西日本旅客鉄道
5月22日、JR西日本は操業開始100年を記念して「吹田総合車両所見学ツアー」を実施しました。当日は事前募集に応募した100名が参加し、記念イベントならではの貴重な体験に満足そうな顔を見せていました。ここでは、当日の取材の様子をご覧いただきましょう。
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今回のイベントの目玉のひとつが、この681系試作車(クロ681)。スカート部に開けられた複数の穴が、プロトタイプ感を醸し出す。普段より廃車留置線にいるが、160キロ運転を目指した歴史的価値を考慮し、保存車両として生き残ってほしいものだ。
当日入場していた車両たちなども並べられて撮影会も行われた。左から125系、225系、281系「ハローキティはるか」、201系、クモヤ145系。
クモヤ145は救援車として活躍する際のクレーンを引き出した状態で展示されていた。普段はなかなか見ることができない光景だけに、参加者は興味深そうに眺めていた。
イベント参加者は見学前に吹田総合車両所についてのレクチャーを受けた。
工場内ではリニューアル工事を受ける223系を見ることができた。
作業内容まではうかがい知ることができなかったが、オーシャングリーンの283系も入場していた。
中に入ることはできなかったものの、窓越しに台車整備の様子も見学することができ、貴重な機会となった。
食堂ではゆかりのヘッドマークも展示され、参加者は各々の思い出話に花を咲かせていた。
本ツアー参加者のみが購入できるオリジナルグッズも用意された。注目は先ほどご紹介した681系試作車のオリジナルモケットで、申し込み多数により抽選にて販売された。
参加特典として、1人に1枚103系のオリジナルカードも配布された。
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