185系

ニュース

山手線で日中時間帯に自動運転の試験を実施!

2022.02.10

 JR東日本は、自動運転導入に向けて、これまで山手線で終電後の時間帯にATO(Automatic Train Operation)の試験を行ってきたが、今後は営業運転している日中帯にも試験を行い、自動運転での乗り心地や省エネ性能を検証すると発表した。詳細は以下の通り。

20191006110600-6b9930a9c2545983f35ec34f400960f144031f33.jpg

’19.9.28 東北本線(山手線) 御徒町 P:瀧井翔一
鉄道投稿情報局より)

■これまで実施した試験
 2018年度:加速、定速走行、減速、定位置への停車などの運転機能の試験
 2019年度:乗り心地向上や駅間停車防止に関する車両制御の試験
 2020年度:列車の最適な群制御など、将来の運行管理連携を意識した試験

■今回の試験について
 山手線全線(34.5㎞)においてE235系(1編成)を使用した試験を日中帯に行い、自動運転導入に向けた技術開発を進める。2025~2030 年頃に山手線などへのATOの導入を目指す。

■試験内容
 実際の営業列車と同様に前後に列車が走行している環境で加速・惰行・減速などの自動運転に必要な運転機能、乗り心地、省エネ性能などの確認を行う。

■試験日程・時間帯
 2022年2月中旬から下旬にかけて5日間(日中帯)

詳しくはこちら
JR東日本ウェブサイト

  • このエントリーをはてなブックマークに追加