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既報の通り、JR東日本・上越新幹線で活躍してきたE4系新幹線「Max」が、本日にて定期運用から離脱する。1997年に登場以来、24年という活躍期間であった。
▲’21.3.17 上越新幹線 新潟 P:田中裕也(今日の一枚より)
E4系の特徴は、1994年登場のE1系「Max」につづいてオール二階建て構造を持つことだ。二階建て新幹線はそれまでも100系や200系の中間付随車として連結されていたことがあったが、「Max」の2系列が二階建て構造を持たされた理由はそれらとは大きく異なる。1990年代初頭、遠隔地に戸建て住宅を建てて新幹線で通勤する需要が激増したため、これらの通勤客に「着席状態で」乗車してもらうことが最大の狙いだったのだ。
▲‘19.1.6 上越新幹線 越後湯沢 P:鈴木 陽(今日の一枚より)
▲初代「Max」のE1系は、直線的な先頭部形状だった。
‘12.8.15 上越新幹線 大宮 P:小柳 啓(消えた車両写真館より)