JR東海では、2015(平成27)年3月14日にダイヤ改正を実施する。東海道新幹線では、N700Aの新車投入とN700系改造工事を順次進めてきたことなどにより、概ね毎時1本の〈のぞみ〉について、最高速度を向上し、285km/h運転を開始する。 在来線では、2015(平成27)年3月1日に電化開業する武豊線で、夕通勤時間帯に名古屋から直通の快速列車や線内の普通列車を増やすほか、静岡地区では東海道本線で夕通勤時間帯にホームライナーを増発する。【新幹線】 早朝・深夜の〈のぞみ〉8本(うち臨時1本)、日中時間帯の上下毎時1本〈のぞみ〉29本の計37本について、最高速度285km/h(現行は270km/h)で運転し、所要時間を東京~新大阪間で3分短縮する。 なお、早朝・深夜の4本(うち臨時1本)については東京~新大阪間を最速2時間22分(現行は2時間25分)で運転する。【在来線】・高山線・太多線で、2014(平成26)年12月から運転を開始している新製のキハ25形気動車をさらに増備し、武豊線で使用してきたキハ75形気動車を投入し、国鉄時代やJR発足初期に製造したキハ40系・キハ11形気動車の置き換えを進める。今回のダイヤ改正時点では、太多線のすべての定期列車と、高山本線の岐阜~美濃太田間の約8割の定期列車が、キハ25形もしくはキハ75形気動車となる。・北陸新幹線長野~金沢間が開業するのに伴い、名古屋~富山・和倉温泉間で運転されている特急〈しらさぎ〉8往復は、すべて名古屋~金沢間の運転となる。これに合わせて現在の8輌編成から6輌編成に変更する。●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●JR東海 ウェブサイト