東京メトロは平成21年度の事業計画を発表している。鉄道事業に関しての主な概要は次のとおり。
○車輌の脱線係数の定期測定を継続的に行なうとともに、リアルタイムに走行状態を
監視・監理できる車両走行状態監視装置を全線に設置し、稼働を開始する
○有楽町線新富町―新木場間の信号保安設備を新CS-ATCへ切り替えるための準備を
推進
○ホームドアの未導入路線への導入を検討する
○南北線での戸挟み対策として、支障表示灯及び新方式のセンサーの試験を実施。
各車輌のドアに減圧ドアエンジンシステムの設置を進める
○副都心線と東急東横線・みなとみらい線との相互直通運転に向けた準備を進める
※平成24年度開始予定
○東西線にワイドドア編成の新造車輌を2編成導入する
○有楽町線・副都心線における中長期的な遅延対策の調査・設計・施工を順次実施する
○丸ノ内線・東西線・半蔵門線・南北線の輸送改善に向けた施策を検討する