国鉄・電気機関車

489系 H01編成  (国鉄・電気機関車)

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ボンネット・AU12キノコ型クーラー・そして国鉄色、JR西日本489系H01〜H03編成による奇跡のような光景が2010年3月定期「能登」廃止まで首都圏でも毎日見ることが出来た。写真はATS-P装備を活かして臨時「はくたか」代走に充当された489系H01編成。偶然見かけたその勇姿に鉄道ファンは歓喜した。しかし681系が故障し急遽の代走、指定号車の変更案内や目的地到着時間の遅れ予想がアナウンスされていた。乗客にすれば迷惑な出来事であったと思われる。H01編成は定期「能登」廃止後、2011年3月までは臨時列車などで運用、2012年5月廃車となった。 '08.1.5 上越線 越後湯沢 P:楢井勝行

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クハ481-347 (国鉄・電気機関車)

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1976年5月青森運転所に新製配備、1987年7月南秋田運転所に転属、1992年7月青森運転所に戻る。2003年3月上沼垂運転所に転属、国鉄色のまま夜行快速「ムーンライトえちご」用K2編成6号車(赤い座席のレディースカー)になった。写真は間合い運用の快速「フェアウェイ」、6号車も一般指定席となっている。2009年3月に「ムーンライトえちご」は臨時化、2010年3月〜2012年2月は臨時夜行急行「能登」のレディースカー、2012年3月〜2014年4月は再度臨時「ムーンライトえちご」で運用されたが、2014年6月上旬長野総合車両センターに回送され廃車となった。 '08.3.30 黒磯 P:楢井勝行

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EF58 35 (国鉄・電気機関車)

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EF58は、戦後の旅客輸送を支える切り札として昭和21〜33年にかけて172輌が製造された。初期型は箱型車体で、品質が悪く故障が頻発したが、製造期間の途上で品質改善が図られていった。EF58 35は、1949年に東芝府中工場で製造がはじまりデッキ付の初期型として完成する予定だったが未完成のまま放置され、その後流線型車体の改良型EF58形として1952年3月竣工した。その際、半完成していた旧型車体の両端を切断して流線形の前頭部を接合した。完全新製の流線型車体の側面窓は5枚だが旧車体は7枚で、35・36号機は側面窓が7枚窓の異形車体として登場した。晩年は長岡二区に配置され上越線等で活躍したが、1981年6月廃車された。 '80.8 長岡第二運転所 P:佐々木裕治

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DD51 750 (国鉄・電気機関車)

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1972年1月新製、稲沢第一機関区に配備される。国鉄分割民営化の際にはJR貨物に引き継がれ愛知機関区所属となる。現役で残る500番台の最若番機として人気を集めた。2009年4月吹田機関区に転属、城東貨物線で活躍するが一年も経たずして2010年3月門司機関区に転属した。(その後、2011年3月に城東貨物線牽引機は電気機関車化された。)活躍の場を岡見貨物に移したが、自然災害や三隅発電所トラブルによる運休も多かった。2013年7月下旬の山口島根豪雨で山口線と山陰本線が被災、岡見貨物は運休となりその後2014年3月ダイヤ改正で廃止となった。役目を失ったDD51 750は門司機関区に留置されていたが2014年6月廃車解体となった。 '08.10.12 紀勢本線 多気 P:楢井勝行

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EF65 1072 (国鉄・電気機関車)

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EF65 1000番代6次車として1977年5月新製、新鶴見機関区に配備された。そして首都圏に残るEF13やEF15などの旧型電機を置換え貨物列車を牽引した。国鉄分割民営化後はJR貨物の新鶴見機関区所属となった。その後、常用減圧促進改造を受け赤いナンバープレートとなったが、原色原型を保つ車輌として高い人気を誇った。2012年5月、100km/hを超えて運転する車輌に運転状況記録装置を搭載する省令が発布され、最高速度95km/hに制限されたJR貨物所属のEF65 1000番代は2000番代に改番された。しかしEF65 1072はその対象から外れ、2012年6月休車、2014年2月廃車解体された。 '08.3.30 東北本線 黒磯 P:楢井勝行

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