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【モバイルICOCAが進化!】TOICA・SUGOCA のモバイル IC サービス開始!

2025.03.07

 JR西日本、JR東海、JR九州は3月7日、JR西日本のモバイルICOCAの仕組みを活用し、2026年春以降(予定)にJR東海のTOICA、2027年春以降(予定)にJR九州のSUGOCA でモバイル IC サービスを開始することを発表した。

 これにより、モバイルICOCAでJR東海エリア、JR九州エリアの定期券が利用可能となり、駅に並ぶことなく定期券が購入できる便利なモバイルICサービスが利用できるエリアが広がる。三社によれば、「今後もますます便利になる交通系 IC カードに、どうぞご期待ください。」とのことだ。詳細は以下の通り。

▲今回発表されたモバイルICサービスのイメージ

■モバイル IC サービスの展開
 JR 西日本では、より多くの利用者にモバイルICOCAの便利なサービスを提供することを目的に、他の交通事業者がモバイルICOCAを活用して、モバイルICサービスを提供できる環境を整備する。
 今回、現行のモバイルICOCAのサービス(チャージや改札機通過、ICOCAエリアの定期券購入、お店でのお支払い等)に加え、JR東海のTOICAエリアの定期券、JR九州のSUGOCAエリアの定期券が、モバイルICサービスで利用できるようになる。
●TOICAエリア
〇サービス開始時期
 2026年春以降(予定)
〇サービス概要
 TOICAエリアの定期券がモバイルICサービスで利用可能となる。
●SUGOCAエリア
〇サービス開始時期
 2027 年春以降(予定)
〇サービス概要
・SUGOCAエリアの定期券がモバイルICサービスで利用可能になる。
・JR九州Web会員に登録することで、JR九州の会員サービスを利用することも。

■取扱い可能な定期券種別の拡大
 これまでカードタイプや磁気定期券のみの取扱いとしていた定期券についても、今後はモバイル ICOCAでも利用できるよう、サービスの拡大を進める。
●中学生・高校生用通学定期券
〇サービス開始日
 ICOCAエリア:2025年3月15日
※本件は2025年2月19日に公表済み。
※TOICA エリア、SUGOCA エリアについても両エリアのサービス開始時から発売予定。
●新幹線定期券「FREX(通勤用)」・「FREXパル(通学用)」
〇サービス開始時期
 2026年春(予定)
〇対象線区
 東海道・山陽新幹線、北陸新幹線(上越妙高駅~敦賀駅)
●IC エリア外の駅を定期券区間に含む定期券
 これまで、ICエリア外の駅を定期券区間に含む定期券は、磁気定期券のみの取扱いであったが、今後はモバイルICOCAで利用できるようする計画。これにより、モバイル ICOCA で定期券を利用いできる区間がさらに拡大する。
〇サービス開始時期
 2027年春(予定)
〇対象線区
 検討中(在来線)

▲ICエリア外でのモバイルICOCAによる定期券のイメージ(画像はいずれもJR東海公式プレスリリーフPDFより)

◆詳しくはこちら
 JR西日本公式プレスリリーフPDF
 JR東海公式プレスリリーフPDF
 JR九州公式プレスリリーフPDF
※すべて同一のファイルが表示されます。

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