JR東海、JR西日本、JR九州の各社は、受動喫煙防止のため2024年春をもって車内の喫煙ルームをすべて廃止すると発表した。喫煙ルーム廃止後は、災害等への対応力強化を目的として、非常用飲料水を配備するという。
‘22.11.16 東海道新幹線 掛川~静岡 P:大谷真弘
(鉄道投稿情報局より)
■廃止する車内喫煙ルーム
●東海道新幹線
新幹線車内のすべて(3号車、10号車、15号車)の喫煙ルーム
●山陽新幹線
16両編成:(普通車)3号車・15号車(グリーン車)10号車
8両編成:(普通車)3号車・7号車
●九州新幹線
九州新幹線8両編成(N700系)3号車・7号車
■廃止する新幹線駅の喫煙コーナー
JR西日本は、以下の山陽新幹線各駅の喫煙コーナーを廃止する。
新倉敷駅・新尾道駅・三原駅・東広島駅・新岩国駅・徳山駅・厚狭駅・新下関駅
■廃止した喫煙ルームについて
2024年春以降順次、車内に非常用の飲料水を配備し、万が一、駅以外の場所で長時間停車せざるを得ない状況になった場合等でも、より迅速に配布できるようにすることで、災害等緊急時の対応力をより強化する。