京浜急行は、2023年10月1日より、ICカード乗車券利用時の小児普通旅客運賃を、全区間均一で75円とすると発表した。また、同日より41km以上の利用に対する値下げも予定されており、都内から横須賀・三浦方面への利用を促進する狙いだ。
例えば、大人2名、小児2名の計4名がICカード乗車券で品川-三崎口間を往復した場合、現行運賃では5,656円かかるが、改定後は3,260円と、2,396円(42%)値下げとなる。詳細は以下のとおり。
2022.02.21 京浜急行電鉄 本線 京急鶴見-花月総持寺 P:佐藤勝久
(「今日の一枚」より)
京浜急行の旅客運賃改定について
■実施日:2023年10月1日(日)
■内容
・小児均一運賃の導入
ICカード乗車券利用時の小児普通旅客運賃を全区間均一で75円(大人初乗り運賃の半額)とする。
※きっぷ利用の場合は、これまで通り大人運賃の半額と変更なし。
※羽田空港第1・第2ターミナル駅および羽田空港第3ターミナル駅を利用する場合は,別途加算運賃 25 円の負担が必要。
・精神障害者割引の導入
「精神障害者保健福祉手帳(1級)」を有し、介護者と一緒に利用する場合の割引制度(それぞれ5割引き)を新たに導入する。
※本人単独での利用や2級・3級は割引対象外。
※対象は普通乗車券で、ICカード乗車券、回数乗車券および定期乗車券は割引対象外。
※発売区間は京急線内各駅相互間となる。
・特定運賃の設定
品川-横浜間の一部区間に設定している特定運賃の割引額を拡大。
・「空港連絡特殊割引」の廃止
羽田空港第1・第2ターミナル駅または羽田空港第3ターミナル駅から都営地下鉄線および京成線各駅相互間を利用する場合に適用している 「空港連絡特殊割引」(普通旅客運賃)を廃止する。
◆そのほか詳細はこちらより