JR東日本では、来る3月18日より「オフピーク定期券」サービスを開始します。昨今の在宅勤務との併用やフレックス制の導入など、新しい通勤スタイルを採る方が増加する中、ラッシュ時の利用を制限し、その分割安な料金で定期券を利用できるというものです。
写真はイメージです。
‘22.10.12 山手線 恵比寿~目黒 P:松沼 猛(鉄道投稿情報局より)
■オフピーク定期券とは?
・対象エリア=東京の電車特定区間内。経路も含めて下記路線図内のみが対象。
※エリア外~エリア内という区間では発行されません。
※JR線+他社線という定期の場合、JR線利用区間がエリア内であれば発行可能(オフピーク定期運賃はJR線のみ適用)
(プレスリリースより)
・対象券種=通勤定期券(Suica・モバイルSuica)
※通学定期券、グリーン定期券、FREX及びFREXパルは対象外。
※障碍者割引、特定者割引は対象。
・利用方法=平日朝のピーク時間帯を除き、定期券として利用可能。ピーク時間帯か否かは入場時に判定され、その時間帯は駅によって異なります。もしもピーク時間帯に入場した場合は、IC普通運賃が掛かります(Suicaのチャージ残額から精算)。
主な駅のピーク時間帯(プレスリリースより)
・料金=改定前の通勤定期運賃から約10%値下げ
そして注意しなけければならないのは、対象区間内の通常定期券が、同日の改定により約1.4%値上げとなること。つまり、オフピークでの通勤が可能な方なら、利用しないとかえってソンということになってしまいます。また、約11.4%の差額を考えると、月に数回程度はピーク時出社があったとしても結果的にはオフピーク定期券の方が割安、ということもあるでしょう。
JR東日本では、このオフピーク定期券導入を記念し、お得なキャンペーンを実施中。NewDaysでのお買い物がお得になったり、JREポイントがもらえたりします。