トミーテックから新製品が編集部に到着した。今回は鉄道コレクションナローゲージ80シリーズから西武鉄道山口線で活躍した通称「おとぎ電車」各種が製品化された。鉄コレの「ナローゲージ80シリーズ」は同社オリジナルのフリーランス車両が多い中今回は実在車両がモデルとなる。この「おとぎ電車」とは西武遊園地とユネスコ村を結んでいた3.7kmの西武山口線で活躍した車両。西武山口線は多摩湖ホテル前駅とユネスコ村駅を結ぶ「おとぎ線」という名称の遊戯施設を前身としており、その後1952年に「地方鉄道」となり「山口線」の路線名称がついた。1984年5月に多摩湖線から西武ライオンズ球場(現・ベルーナドーム)へのアクセス改善を図るため、現在の新交通システムへと生まれ変わるまでこの「おとぎ電車」は活躍した。
モデルは凸型バッテリーカーとオープン客車、もしくは密閉客車のセットとそれぞれの客車のみのセットの構成となっている。いずれの車両も細部が実物とは異なるタイプ品となるが、その雰囲気は十分に楽しめる。詳細は下記の通り。
- 想い出の西武鉄道山口線 B12+オープンデッキ客車タイプ2両セット:6,600円(税込)
- 想い出の西武鉄道山口線 B15+密閉客車タイプ2両セット:6,600円(税込)
- 想い出の西武鉄道山口線 オープン客車タイプ2両セット:5,500円(税込)
- 想い出の西武鉄道山口線 密閉客車タイプ2両セット:5,500円(税込)