▲相鉄・東急新横浜駅の見学会。左からそうにゃん、相模鉄道 羽沢横浜国大駅 丸山雄二駅長、JRTT 新横浜鉄道建築建設所 早﨑 登所長、東急電鉄 日吉駅 金子 進駅長、のるるん
相模鉄道は、2023年に開業予定の「相鉄・東急直通線」について運行計画の概要を発表した。
■新規開業区間
・相鉄新横浜線 羽沢横浜国大駅～新横浜駅（営業キロ：4.2キロ）
・東急新横浜線 新横浜駅～日吉駅（営業キロ：5.8キロ）
※相鉄新横浜線は、西谷駅～新横浜駅間の6.3kmを指すが、西谷駅～羽沢横浜国大駅間の2.1kmは、2019年11月の相鉄・JR直通線開業時に営業運転を開始している。
■運行計画の概要
●1日の運行本数 約100往復（上下約200本） ※その他に新横浜駅行き、新横浜駅始発の列車も運行する。
●平日朝ラッシュ時間帯最多本数（西谷駅7:20発～8:20発） 11本/時（本線：4本、いずみ野線：7本） ※日中時間帯以降は、4～8本/時（片道）
●使用車両 20000系（東急東横線直通用・10両編成）、21000系（東急目黒線直通用・8両編成）
●主な区間の所要時間
二俣川～新横浜最速達列車 11分
大和～新横浜最速達列車 19分
海老名～新横浜最速達列車 25分
湘南台～新横浜最速達列車 23分
二俣川～目黒最速達列車 38分
大和～目黒最速達列車 46分
海老名～目黒最速達列車 53分
二俣川～渋谷最速達列車 39分
湘南台～渋谷最速達列車 51分
■新ダイヤのポイント
(1)相鉄本線から東急目黒線方面へ、相鉄いずみ野線から東急東横線方面へ直通運転する。※一部の列車を除く
(2)西谷駅始発の横浜駅行き、および横浜駅発西谷駅行きを設定する。
(3)相鉄いずみ野線内の特急列車の運行を再開する（東急線直通列車で設定）。
(4)相鉄いずみ野線の快速列車、相鉄本線の特急列車の運行時間帯を拡大する。
※ダイヤの詳細や時刻などについては、決まり次第発表される。
●相鉄本線からの相鉄・東急直通線方面の種別、停車駅（朝の通勤時間帯の一部列車を除き、東急目黒線方面に乗り入れ）
（プレスリリースより）
●相鉄いずみ野線からの相鉄・東急直通線方面の種別、停車駅（朝の通勤時間帯の一部列車を除き、東急東横線方面に乗り入れ）
（プレスリリースより）
■新横浜駅の共同管理について
新横浜駅付近には大規模な集客施設が複数あり、新幹線の乗換駅であることから、相鉄線および東急線沿線の住民のみならず、都心部や関西・中京方面からも多くの人の来街が期待できるエリアとなっている。そのようなエリア特性も踏まえ、今回開業する相鉄新横浜線・東急新横浜線「新横浜駅」は、きめ細やかなサービスを提供すべく、相模鉄道と東急電鉄が共同で管理・運営を行う。また、新横浜駅には2つの改札口があり、羽沢横浜国大駅寄りの南改札を相模鉄道が、新綱島駅寄りの北改札を東急電鉄が運営する。両社が協力して運営することで、より良いサービスを提供していく。
■弱冷房車の設定について
東急線に乗り入れる列車も現状通り、10両編成の車両では9号車に、8両編成の車両では7号車に、それぞれ弱冷房車を設定する。
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