text & photo:鉄道ホビダス編集部
「神奈川東部方面線」の計画の一つとして建設中の相鉄・東急直通線 新横浜駅にて22日(金)、レール締結式が執り行われました。式典には関係者が出席し、レール締結、点検、お清めといったプログラムの他に、テープカットとくす玉も割られ、その後モーターカーが日吉方に向けて発進し、文字通りレールが繋がったこととなりました。
駅は現在の横浜市営地下鉄ブルーライン新横浜駅の下という位置に存在し、これにより相鉄沿線や東急各線から新幹線乗り換え駅である新横浜まで直結することになります。駅のレイアウトは2面3線で、南行線ホームと北行線ホーム(カメラ撮影の位置)と分かれており、その間を中線が通る形となります。
駅に入ってみての印象としては、コンコースやそこに至るまでの通路などは、各種案内板といったものには養生のためのカバーがかかっており、まだ工事途中といった印象がありましたが、照明類やホームドア、剛体架線といった設備は既に設置されており、開業直前なのを肌で実感することができました。
新横浜駅の工事は土木系のものは概ね完成しており、今後電気系の工事などに入り、作業もいよいよ大詰めを迎えそうです。また、同じく直通線の駅の一端をなす「新綱島駅」に関しても、今後駅前開発事業などが予定されており、更なる発展が期待できそうです。
そんな相鉄・東急直通線の開業予定は、2023年3月の開業が予定されており、より詳しい日程についてはまた後日発表されるとのことでした。
ついに繋がる相鉄と東急線。新宿に加えて、目黒や渋谷といった都心部にアクセスできるようになり、更なる利便性の向上が見込まれます。また、レイル・ファンとしても、さまざまな乗り入れ車両などが楽しめる路線となりそうで開業に期待したいところですね。
■式典の様子を動画でチェック!
先程行なわれた、相鉄・東急直通線 新横浜駅レール締結の様子です!
— Rail Magazine(レイル・マガジン)【公式】 (@RM_nekopub) July 22, 2022
これによりレールがひとつに繋がりました! pic.twitter.com/EMSPe4XHjZ