text & photo:服部ひろみ
京都鉄道博物館では、鉄道開業150年を迎える本年度の記念でJRグループで行っている「鉄道開業150年キャンペーン」の一環として、保存車両による汽笛(気笛)吹鳴が行われました。
▲11時15分発の「スチーム号」で、館長の出発合図とともに汽笛吹鳴(ヘッドマークは「SLスチーム号」)。
汽笛(気笛)吹鳴は、4月28日に本館内の500系新幹線、4月29日にC62 2で実施。
▲転車台上に展示された義経号。
4月29日はあいにくの雨となりましたが、鉄道開業150年にあたっての館長の挨拶のあと、11時15分と12時0分の「スチーム号」出発時に、館長の合図でC62 2が大きな汽笛を約10秒吹鳴。続いて転車台上に留置された義経号(7100形7105号機)が転車台回転と共に鐘を鳴らしました。C62 2のヘッドマークは、11時15分が「SLスチーム号」、12時はヘッドマーク掲出なしとされました。汽笛吹鳴終了後は、現在実施中のチャギントン展のヘッドマークが取り付けられました。義経号は、その後スチーム号横の線路に並んで留置されました。
▲12時の「スチーム号」が汽笛吹鳴後に発車(ヘッドマークなし、隣には義経号牽引用のDE10が待機)。
▲12時の「スチーム号」(ヘッドマークなし)。
▲汽笛吹鳴終了後、義経号は「SLスチーム号」横の線に展示。