JR西日本は、在来線架線検測を実施している電気検測用交直流電車・クモヤ443系の置換え用車両として、新型総合検測車「DEC741」を導入すると発表した。
DEC741は、従来からの架線検測装置に加え、現在人の手で実施されている地上検査を車上化するための各種装置を搭載した総合検測車となっている。
今回の導入により、設備管理のシステム化・効率化・安全性の向上等を図るとともに、将来の最適な設備管理体制の構築に向けた技術検証を実施するとのこと。
▲車両外観イメージ(プレスリリースより)
■形式名
DEC741
■両数
2両×1編成
■落成予定日
2021年11月ごろ
■走行区間
非電化区間を含むJR西日本管内の在来線全線区のほか、JR四国、JR九州、IRいしかわ、あいの風とやま、えちごトキめき、肥薩おれんじ、WILLER TRAINS管内の区間を走行予定。
■運用開始時期
2022年4月頃より、クモヤ443形を置き換える形で架線検測を実施予定。
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