東京メトロは、有楽町線・副都心線の新型車両17000系を2021年2月21日(日)より運行開始した。
2022年度までに全21編成180両の導入を予定しており、約45年運行した有楽町線・副都心線7000系が置き換わる。
‘20.2.21 東京メトロ有楽町線 新木場 P:勢 芳明
■デザイン:「2020年度グッドデザイン賞」を受賞
・エクステリア
7000系や10000系を連想させる丸型のヘッドライトを採用し、車端上部に車いす・ベビーカー利用者向けにフリースペースのサインを配置。
(東京メトロプレスリリースより)
・インテリア
有楽町線・副都心線ラインカラーの色彩に同調させたスタイリッシュなデザイン。連結面、座席横の仕切り、荷棚に透明強化ガラスを採用し、車内の開放感を向上。
(東京メトロプレスリリースより)
■安全・安定性
・車両情報監視・分析システム「TIMAシステム」
丸ノ内線2000系車両から運用を開始した「TIMAシステム」を導入。車両の機器状態を、総合指令所や車両のメンテナンスを行う部署から遠隔でモニタリングする。
・セキュリティカメラの設置
■車内快適性
・消臭、抗菌、抗ウイルス加工が施された座席表地を採用
・全車両にフリースペースを設置
・ホームと車両床面の段差を低減
▲ホームと車両床面の段差を低減(東京メトロプレスリリースより)
・ドア出入口下部の形状をホーム側に傾斜
・フリースペース付近のドアの乗降性を向上
▲ドアレールの切り欠き(東京メトロプレスリリースより)
・車内案内表示の多言語対応(英語、中国語、韓国語)
・運行情報等の提供
■環境負荷低減
・消費電力量を削減するPMSM(永久磁石同期電動機)とSiC(シリコンカーバイド)素子を利用した制御装置の採用