京阪電気鉄道株式会社は2021年1月31日（日）初発列車から京阪線のダイヤを変更すると発表した。
今回のダイヤ変更では、座席指定特別車両「プレミアムカー」を3000系車両全編成（6編成）の6号車に新たに連結、従来の8000系車両全編成（10編成）とあわせ、昼間時間帯の原則すべての特急で「プレミアムカー」が利用可能となるなどの変更が発表された。詳細は以下の通り。
▲3000系プレミアムカー（京阪電鉄プレスリリースより）
◎ダイヤの主な変更内容について
■変更日
土曜・休日ダイヤ：2021年1月31日(日)初発から
平日ダイヤ：2021年2月 1日(月)初発から
■対象線区
京阪本線、鴨東線、中之島線、交野線、宇治線
■主な変更内容
●座席指定特別車両「プレミアムカー」の運転本数を拡大
2017年8月より運転を開始した座席指定特別車両「プレミアムカー」について、従来の8000系車両全編成（10編成）に加えて3000系車両全編成（6編成）の6号車にも新たに連結する。
これにより、平日、土曜・休日とも昼間時間帯には原則すべての特急列車でプレミアムカーが利用可能になる。また、朝・夕のラッシュ時間帯や夜間の時間帯の運行本数も拡大される。
▲京阪電鉄3000系車両
‘17.9.17 京阪電気鉄道京阪本線 西三荘 P：松田信彦
（鉄道投稿情報局より）
・プレミアムカーを連結した快速特急・特急・ライナー列車の運転本数
（京阪電鉄プレスリリースより）
・土曜・休日ダイヤの下り列車「プレミアムカーサービス」を中止する列車
（京阪電鉄プレスリリースより）
●平日朝の全車両座席指定「ライナー」列車を1本増発
平日朝の通勤・通学時間帯に三条発淀屋橋行の全車両座席指定「ライナー」列車が1本増発となる。なお、これに伴い、既存の出町柳、樟葉、枚方市発のライナーとあわせ4本の運転となり、座席指定サービスをさらに拡大となる予定。なお、夜間のライナーについては運転時刻が変更となる。
・平日朝・大阪方面行・主な駅の発車時刻
（京阪電鉄プレスリリースより）
・平日夜・京都方面行・主な駅の発車時刻
（京阪電鉄プレスリリースより）
※ライナーはすべて8000系車両で運転。
●「快速特急『洛楽』」「特急」の一部列車の所要時間を短縮
朝、夕に運転している快速特急「洛楽」について、現在の淀屋橋～出町柳間最速50分から、一部列車について最速48分に所要時間を短縮。また、平日昼間時間帯を中心に「特急」の所要時間（淀屋橋～出町柳間）を1分程度短縮します。
●深夜時間帯における運転本数の見直し
深夜時間帯において利用の少ない列車の削減等、利用状況に応じた運転本数の見直しを実施。これに伴い、乗換えを伴う利用区間によっては最終連絡時刻が早くなる場合が生じる。
また、中之島線の最終列車運転時刻についても、中之島行を8分、中之島発を6分それぞれ繰り上げを行う。
・運転本数見直しにより最終連絡時刻が変更となる一例
（西三荘～萱島 ⇒ 寝屋川市・香里園・枚方市・樟葉）
（京阪電鉄プレスリリースより）
・中之島線最終時刻
（京阪電鉄プレスリリースより）
