KATO　E259系〈成田エクスプレス〉

〔ここに注目！〕

★2009年10月のダイヤ改正から営業に投入され、注目の集まる特急〈成田エクスプレス〉用E259系がKATOから登場。

★1991年に成田空港アクセス特急として運行開始された〈成田エクスプレス〉。初代専用車輌253系の車齢が20年近く経過したのに伴い、房総特急で活躍するE257系500番代の構造を基本として、E233系などの最新車輌の技術を取り入れたE259系を投入し置き換えることとなった。赤・白・黒の塗色やロゴマークのイメージは継承しつつ、運転台を上部に上げイメージを刷新した先頭部など、新時代にふさわしい車輌といえる。

★モデルのプロトタイプは鎌倉車両センターのNE007編成（東急製）とし、車体各所に入るロゴマークや標記類もシャープに再現。エッジの立ったE257系ゆずりの車体側面、先頭部付近の曲線も的確に把握されている。

★連結部には車体間ダンパーを別パーツで表現し連結器廻りの細密感を高めている。ダンパーパーツはジャンパ線一体のもので、KATOカプラー伸縮密連形にはめ込む仕組み。先頭車前面にはクハ、クロとも併結用にKATOカプラー伸縮密連形が付く。

★各車屋上には無線やインターネット用など各種アンテナが付くほか、パンタグラフ廻りの配線は黒色で立体的に表現され、フラットな屋上の良いアクセントとなっている。

★側面行先表示は「成田エクスプレス 成田空港」が印刷済。ヘッドライトは白色に輝くHIDと電球色のシールドビームの2色を再現、床下にはON／OFFスイッチが付き12輌併結運転にも対応。フライホイール付動力ユニット、DCCフレンドリーなど最近の同社標準仕様を踏襲する。