〔ここに注目!〕
★近鉄奈良線系統の通勤車の顔として活躍する8000系。その登場時を再現したモデルがマイクロエースからリリースされた。
★8000系は1964年、奈良線新生駒トンネル開業時に登場したもので、900系をベースとした4扉裾絞り付きの車体に、5年後に控えた600V→1500V昇圧にも対応した。以後200輌以上の大量増備が行なわれて近鉄随一の輌数を誇った。現在も冷房化、回生ブレーキ化や編成組み換えなどを経て活躍しているが、後継系列に追われて廃車も進んでいる。
★製品は、換気装置にラインデリアを採用、屋根が低くなった8060F以降の登場時の姿を再現したもので、900系同様のベージュ+紺帯塗装。方向幕のない前面、モニター屋根状のラインデリアといった登場時の特徴を再現している。側面窓には手掛け、運転台前面窓にはデフロスターをそれぞれ印刷表現。貫通幌はベージュで成型され、独特の2つ折り式の渡り板部品も目を惹く。台車はコイルバネ式のKD-51。
★2+2の4連で、全車ともヘッド・テールライト、種別表示灯が点灯(ON/OFFスイッチ付、種別灯は両側点灯)。フライホイール付動力ユニット搭載。室内灯は幅広に対応。
★車番・標記は印刷済。行先方向板のステッカーが付属。追って冷房車も発売の予定。
〔価格〕
●塗装済完成品
4輌セット:14,175円
〔セット内容〕
■モ8060+ク8560+モ8061(M)+ク8561