〔ここに注目!〕
★JR東海の軽快気動車キハ11が、マイクロエースから一挙3種のセットで発売された。
★実車は1988年に登場。新潟鐵工所の私鉄・第3セクター向け軽快気動車に準ずる18m級車で、エンジンはカミンズ社製、側窓は211系電車に準じた一段下降式とされた。
★「登場時」セットは0・100番代の2連。それぞれ暖地向け(参宮・名松・紀勢線。伊勢区配置)・寒地向け(高山・太多線。美濃太田区配置)だが、100番代の一部は伊勢区で0番代と共通運用されており、製品もその仕様。スカートの短い初期の姿である。
★ステンレス車体を持つ300番代は1999年登場の増備車で、全車伊勢区配置。本番代のみトイレがあり、通例0・100番代と併結して紀勢線などで使われる。製品はスカートの天地が延長された最近の姿。
★200番代は東海交通事業の所有。製品の203・204はJR東海に貸し出され高山・太多線で使われており、100番代に準ずる仕様。
★「登場時」「200番代」両セットは同じボディだが、プラ成型品のバックミラーと細部標記が違えられ、200番代には後年追加された扉上の水切りが印刷表現される。いずれもシンプルな外観だけに、いつもながらの細かな印刷・色差しの光るモデルとなっている。
★車番・標記は印刷済。行先表示はステッカー式。中間部用のダミーカプラー(標準はアーノルト)、貫通幌が付属。
★ヘッド・テールライト点灯(ON/OFFスイッチ付)。方向幕は白色LEDとされる。動力車はフライホイール搭載。室内灯は幅狭に対応。
〔価格〕
●塗装済完成品
2輌セット:各12,180円
〔セット内容〕
■登場時 :キハ11 1(M)+キハ11 109
■300番代:キハ11 301(M)+キハ11 305
■200番代:キハ11 203(M)+キハ11 204
○登場時
○300番代
○200番代