2017年12月1日~6日、富士フイルムフォトサロン札幌にて、番匠克久写真展「汽憶(きおく)」が開催される。 2017年1月に新宿、4月に大阪で開催された個展の巡回展で、近作も10点ほど追加展示される。【作品コメント】 作品のテーマは「汽憶」です。 これは造語ですが、言葉そのものの響きが気に入っており、10年ほど前から使っています。 北海道ならではの彩りや空気感を感じながら、旅情あふれる汽車の走る風景を撮影してきました。 どこまでも続く線路、ひなびた駅、遠くを走る汽車の窓明かり、走り去った後の余韻、そのどれもが旅情をかき立てます。本や詩歌、音楽、旅行、人との出会いなどがその後の人生や考え方に影響することもありますが、記憶に残るような鉄道風景もそうだと思います。 情緒のある夜汽車の車窓を高感度で写し込むことなど、デジタル化とその性能の向上によって、情感表現の幅が拡がりました。思うように撮れないこともありますが、想像以上に印象的な写真になることもあります。こうして被写体と向き合った時に感じたものを素直に表現してきました。この思いを少しでも感じ取っていただければ幸いです。(番匠克久)■会期 2017年12月1日(金)~6日(水) 会期中無休■時間 10:00~18:00■入場料 無料■会場 富士フイルムフォトサロン札幌 〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西6丁目1番 富士フイルム札幌ビル1F (会場) TEL 011-241-7366 (事務局)TEL 011-241-7170■作品点数 サイズ(B2・全紙・半切など)・カラー約35点【ギャラリートーク】・開催日時 12月1日(金)・2日(土)・3日(日) いずれも17:00~・参加費 無料●富士フイルムフォトサロン ウェブサイト●富士フォトサロン札幌 ウェブサイト