趣味的視点から興味深いのは、最新の荷役設備であるE&S方式を再現していることであろう。E&S(着発線荷役:Effective & Speedy)方式とは、本線からコンテナホームへ直接到着し、積み卸しなどを行ったのちそのまま出発できる構造であり、全国29駅がこの方式を採用している。そして走行している機関車はEH800やEF210-300などのお馴染みの貨物機であるが、例えばこの2形式は実際の線路上では貨物牽引時に離合することはなく、プラレールという鉄道模型ならではの楽しみであろう。なお、JR各社の本社内スペースにプラレールの常設展示を行うのはこれが初めてとのことだ。
なお、このスペースは一般開放されていないが、今後はイベントなどでの公開も検討してゆくとしている。
(撮影:レイル・マガジン編集部 取材協力:日本貨物鉄道株式会社)


