JR東日本秋田支社では、交流電化区間と非電化区間を走行できる、JR東日本で初めての新型交流蓄電池電車「EV-E801系」(2輌1編成)を、男鹿線に投入する。 12月中旬から秋田地区において性能評価や技術的検証を行った後に、来春、男鹿線に営業投入をする予定。 ▼エクステリア(イメージ) P:JR東日本秋田支社■車輌の概要 蓄電池駆動電車システムは、車輌に大容量の蓄電池を搭載し、その電力を利用して非電化区間の走行を可能にするもので、従来の気動車のエンジンから発生する排気ガスの解消や、二酸化炭素・騒音の低減を実現する。 この電車は、電化区間では通常の電車と同様に架線からの電力により走行すると同時に蓄電池を充電をする。非電化区間では蓄電池の電力で走行し、男鹿駅到着後は男鹿駅に設置する専用の充電設備により走行に必要な電力の充電を行う。 ▼インテリア(イメージ) P:JR東日本秋田支社■運転開始時期 2017年春頃、営業運転を開始する予定。■営業運用区間 男鹿線(追分~男鹿間)、奥羽本線(秋田~追分間)●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●JR東日本秋田支社 ウェブサイト