京浜急行電鉄株式会社と中華民国交通部台湾鉄路管理局では、2015年2月に締結した「友好鉄道協定」による相互誘客活動の一環として2016年5月12日(木)から台鉄の電車に、京急線の赤い車体をイメージしたラッピング列車の運行を開始する。 台鉄からの提案により、鉄道を通じた観光交流促進のため、台鉄の通勤電車に京急の赤い電車をイメージさせるラッピングが施され、台北を中心に都市部を約半年間運行される。運行開始日である5月12日には、台鉄・南港(なんがん)駅において両者による出発式が行われる。 なお、京浜急行電鉄では、2016年2月22日(月)から台鉄との友好協定締結1周年を記念して、台鉄列車のデザインを施したラッピング列車を運行しており、当初は3月中旬までの予定が、好評のため運行期間を6月初旬まで延長している。 そのほか、羽田空港国際線ターミナル駅へのPRパネルの設置など、台鉄と連携したさまざまな企画を実施している。▼台鉄で運行する赤い電車のラッピングイメージ P:京浜急行電鉄ニュースリリースより【台鉄ラッピング列車の運行について】◆運行期間 2016年5月12日(木)~10月12日(水)(予定)◆対象列車 EMU700形通勤列車1編成8輌編成◆運行区間 主に西部幹線(宜蘭~台北~彰化)区間車(普通電車)として運行【出発式概要】◆日時 5月12日(木)10:00~11:00◆場所 台鉄 南港駅構内(台北駅から2駅)◆出席者 台鉄:周局長ほか 京急電鉄:中山運転車両部長ほか●詳しくはこちらを参照●京浜急行電鉄 ウェブサイト