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土讃線新観光列車の名前とデザイン 決定

2016.03.01
 JR四国では、2017(平成29)年春から土讃線の多度津・琴平~大歩危間に新たな観光列車を運行するが、このたび運行開始日、列車名、車輌のデザインなどについて発表した。
       ▼〈そらの郷紀行〉(上)と〈しあわせの郷紀行〉のイメージ。
        画像提供:JR四国
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20160301114113-e27bc735a3fb58d6617c876f9843c79da15838ba.jpg◆運行について
(1)運行開始日
 2017(平成29)年4月1日(土)
(2)運行区間と運行日
 土讃線、多度津・琴平~大歩危間(列車は多度津~大歩危間を運転するが、主なサービスは琴平~大歩危間)を土日、祝日に1日1往復(年間120日程度)のほか平日貸切(年間50日程度)運行する。
 ▼画像提供:JR四国
20160301114139-acf4474108d6262f68dee51909ae2d4d43333803.jpg◆列車名
 四国まんなか千年ものがたり
 琴平~大歩危間は四国山地を横断する土讃線の中間で、地理的にも四国のまんなかあたりに位置する。沿線には弘法大師の生誕地善通寺や古くから海の神様として信仰を集めるこんぴらさん、平家落人の秘話や伝説が今なお残る秘境祖谷地方など千年を超える歴史的な文化や景観が残されている。トンネルをくぐり抜ける度に移りゆく清らかで美しい里山や渓谷の景観と「千年」という言葉に、はるか昔に思いを馳せながら隠れた日本の良さを見つけ出す列車旅をイメージした。
◆列車愛称
 上り、下り列車毎にそれぞれの目的地をイメージした愛称をつけた。
(1)下り(多度津・琴平→大歩危)午前運転
 〈そらの郷紀行〉
 「そらの郷」は徳島県西部の険しい山岳地帯のことを指す。幾度かトンネルをくぐり鉄橋を渡りながら列車は秘境の地へと向かう。
 ※徳島県の人々は、自分たちが住む場所より標高の高い地域のことを「そら」と呼ぶことがある。
(2)上り(大歩危→琴平・多度津)午後運転
 〈しあわせの郷紀行〉
 「そらの郷」からの旅は険しい山々や渓谷を越え、いつしか穏やかな山容の讃岐平野に至る。「しあわせさんこんぴらさん」で親しまれている「こんぴらさん」の玄関口「琴平駅」へ向かう。
◆コンセプト
 おとなの遊山(ゆさん)
 「遊山」とは山や野に遊びに出かけること。その昔、徳島の人々は桃の節句になるとお弁当を持って近くの山や浜へ出かけて1日を過ごしました。この行事を「遊山」と言い、弁当箱は「遊山箱(ゆさんばこ)」と呼ばれてきた。
 「おとなの遊山」は、観光、行楽、遠足とは少し異なる情緒的な響きの小旅行「遊山」を、「気軽に乗れる列車旅」として現代風にアレンジしたもの。
 車内では気の合う友達とにぎやかに、時には1人でのんびりと、車窓からのきれいな景色と地元食材にこだわった印象に残る料理などを楽しみ、目的地では温泉や未知なる場所の発見や体験を楽しめる。
◆車輌デザインについて
(1)使用車輌
 キハ185系特急形気動車 3輌
        ▼キハ185系 画像提供:JR四国
20160301114203-8c3ad9a9bca1fcddaa25064b0ab94b506f65840a.jpg(2)外観デザイン
 春夏秋冬、1年の四季の移ろいを車輌毎の色どりで表現した。
・1号車:春萌(はるあかり)の章
・2号車:夏清(なつすがし)の章
・2号車:冬清(ふゆすがし)の章
・3号車:秋彩(あきみのり)の章
(3)インテリアイメージ
・重ねた時の深遠を映す褐色木材の凜とした室内空間
・外観デザインにあわせた色どりのソファ椅子
・反対側の車窓も楽しめる座席の配列
・「火棚(薪を使う囲炉裏の上部に吊られる棚)」をモチーフにした天井デザインで古民家の味わいを演出
・多目的トイレ1ヶ所、女性専用トイレ1ヶ所、男性用トイレ1ヶ所を設置
        ▼内装イメージ 画像提供:JR四国
20160301114224-9e5e8d75cceed783a7e7898c902ee7e3dc729cb9.jpg◆今後の予定
(1)列車改造スケジュール
・2016(平成28)年8月頃     列車改造開始
・2016(平成28)年12月頃    列車改造完了
・2017(平成29)年1月頃~3月頃 走行試験、訓練運転など
・2017(平成29)年4月1日    運行開始
(2)停車駅、運転時刻、座席数、料理内容など詳細については決定次第発表予定。

詳しくはこちらを参照(pdf形式)


JR四国 ウェブサイト


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