阪神電気鉄道は、尼崎センタープール前駅高架下に、大正・昭和時代に活躍した601形・1141形車輌、教習所(運転士等の研修施設)、踏切設備及び野菜栽培所を一体的に活用した子ども向け無料体験型学習施設「阪神電車まなび基地」を、同社開業110周年記念日にあたる、2015(平成27)年4月12日に開設し、近隣小学校からの見学受入れ等を開始する。同社での体験型学習施設の開設は今回が初めて。 この施設では、子どもたちに、運転シミュレーターによる職業体験、踏切設備を用いた交通ルールの学習、野菜の成長過程の学習等をすることができ、小学校の社会科等の学習に最適な施設となっている。さらに施設内には、地域の発展と共に歩んできた阪神電車の歴史を紹介したパネルも展示し、同社への理解と親しみが深まり、地元の鉄道の存在をより身近に感じることができる。 また、施設開設日の4月12日には、尼崎市と共同で、第1回の親子見学会(3部合計、30組60名)を実施する。■「阪神電車まなび基地」の概要○施設の名称 阪神電車まなび基地○場所 阪神電車「尼崎センタープール前」駅高架下 住所:兵庫県尼崎市水明町373、改札を出て西側へ徒歩約3分○開設日 2015(平成27)年4月12日(日)○見学施設及び内容 見学者には、同社担当者が各施設を説明する。①教習所 ・展示パネルにより、地域と共に歩んできた同社の歴史や近年の新しい取組みを紹介。 ・大人気の運転シミュレーターの操作により、運転士の仕事を体験することができる。 ※運転シミュレーターの体験は、時期により体験できない場合がある②踏切設備 ・踏切非常ボタンの操作体験等を通じて、踏切の仕組みや交通ルールの大切さを伝える。 ・保線作業や踏切点検の内容を示したパネルにより、日頃、目にすることが少ない鉄道の安全を支える仕事を知ることができる。③旧型車輌(601形604号車・1141形1150号車) ・1924(大正9)年から、1960(昭和35)年頃に活躍した旧型車輌2輌を展示。 ・車内各所に取り付けた説明パネルや運転席でのハンドル操作体験を通じて、今と昔の車輌の特徴・技術の違いを知ることができる。 ・昔の車内吊り広告を再現することにより、当時の時代背景・沿線文化を感じることができる。④野菜栽培所 展示パネルや苗の実物見本により、水耕栽培の仕組みや野菜の成長過程を学ぶことができる。○見学対象 団体向けの親子見学イベントや小学校からの社会科見学の受入れ等を対象。○見学についての問合せ先 阪神電気鉄道株式会社 経営企画室 TEL:06-6457-2136■第1回親子見学会の概要○開催日時 2015(平成27)年4月12日(日) ・第1部 10:15~11:45(約90分) ・第2部 13:00~14:30(約90分) ・第3部 15:30~17:00(約90分) ※施設のオープンを記念して、当日10:00から関係者によるテープカットを実施○定員 各部10組20名 計30組60名○応募資格 小学生又は中学生を含む親子2名一組 ※当日は、報道機関による取材・撮影の可能性がある○参加料 無料○応募方法 メール又はハガキに、必要事項を記載して応募。・宛先 メール hanshin-manabi@her.hanshin.co.jp ハガキ 〒553-8553 大阪市福島区海老江1-1-24 阪神電気鉄道株式会社 経営企画室「阪神電車まなび基地 親子見学会」宛・必要事項 こどもの氏名・フリガナ、こどもの学校名・学年、保護者氏名・フリガナ、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、参加希望部(第1部、第2部、第3部のいずれか1部) ※応募は、一組につき1部に限られる ※当選・落選の通知はメールで行うので、パソコンからのメールを受け取れるメールアドレスを必ず記載 ※応募の際に記載の個人情報は、当選結果の連絡、参加賞の送付及びマーケティング調査等に利用する○募集期間 2015(平成27)年3月17日(火)~4月2日(木) ※ハガキは4月2日必着、メールは4月2日17:00までに受信したものを受け付け○当落の通知方法 4月3日(金)に当選・落選をメールで通知。当選者の方には、後日、参加証を郵送。○問合せ先 阪神電気鉄道株式会社 経営企画室 TEL:06-6457-2136(平日 9:00~17:00)○主催者等 主催:阪神電気鉄道株式会社、尼崎市 共催:阪急阪神ホールディングス株式会社●阪神電気鉄道 ウェブサイト