このイベントは、鉄道を通して両社を多くの方に知ってもらうことを目的に開催するもので、嵯峨野観光鉄道が運営する「ジオラマ京都JAPAN」、東急電鉄が神奈川県川崎市で運営する「電車とバスの博物館」でそれぞれ鉄道ジオラマを所有していることから実現したもの。
嵯峨野観光鉄道が他の鉄道会社とコラボレーションするのは、昨年3月の京福電気鉄道株式会社に続いて2回目。なお、東急電鉄が、関西において単独でコラボレーションイベントを実施するのは初めて。
期間中は、清水寺や金閣寺など京都市内を模したジオラマの中を”Shibuya Hikarie号”をはじめとした東急線の模型電車が走るほか、東急電鉄のさまざまな車輌を紹介する写真展を開催。さらに嵯峨野トロッコ列車は記念ヘッドマークを装着して運行する。
■期間
2015(平成27)年3月21日(土・祝)~6月30日(火)
※トロッコ列車が運休する日(4/22、5/13、5/20、5/27、6/3、6/10、6/17、6/24)は除く
■企画内容
○ジオラマ京都JAPANを東急線の車輌が走る
京都市内を模したジオラマを、”Shibuya Hikarie号”をはじめとした東急電車の模型電車が走る。
※点検のため運転しない日がある
○東急電鉄の車輌写真展
日本で初めてのステンレスカー採用や、ワンハンドルマスコン、電力回生ブレーキ車輌の導入などに取り組んできた東急電鉄の車輌写真を現役車輌、過去車輌、譲渡車輌の3つのコーナーに分け、ジオラマ京都JAPAN内に展示する。
①東急線を走る車輌たち(現役車輌)
”Shibuya Hikarie号”をはじめとする1,200を超える車輌を有する東急電鉄のさまざまな現役車輌を紹介。
②かつて東急線を走った車輌たち(過去車輌)
近代鉄道車輌の草分け的存在だった”青ガエル”こと初代5000系をはじめとする懐かしい東急線車輌のアーカイブになっている。
③各地で活躍する元東急の車輌たち(譲渡車輌)
東急電鉄を引退後、北は青森から南は熊本まで、第二の活躍の場を地方に移した車輌を紹介。東急時代と塗色を変えた車輌も多く、そのバリエーションを楽しむことができる。
○記念ヘッドマークを装着した嵯峨野トロッコ列車の運行
期間中、トロッコ列車の機関車と客車の前面に記念ヘッドマークを装着して走る。
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▲(左)機関車に装着されるヘッドマークデザイン(直径800mm)。(右)客車に装着されるヘッドマークデザイン(直径550mm)。
画像:嵯峨野観光鉄道・東急電鉄 ニュースリリースより
○その他
期間中、ジオラマ京都JAPANに来館した方先着500名にオリジナルデザインの「東急電鉄缶バッジ」をプレゼント(無くなり次第、終了)。