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阪急電鉄宝塚線 3月21日ダイヤ改正

2015.01.21
 阪急電鉄では、2015(平成27)年3月21日(土・祝)に宝塚線のダイヤ改正を実施する。
 今回のダイヤ改正では、平日の朝ラッシュ時間帯において、川西能勢口駅で行っている能勢電鉄・日生中央発 梅田ゆき「特急(日生エクスプレス)」の増結作業を中止することで同駅での停車時間の短縮を行う一方、同駅を始発とする10輌編成の梅田ゆき「通勤特急」を新たに運行し、列車の速達性と利便性の向上を図る。また、この「通勤特急」の最後部(宝塚方)の車輌には「女性専用車両」を新たに設定する。
 このほか、列車種別の整理や一部の駅間における所要時間の見直しも行う。
 ダイヤ改正の概要は次の通り。
■平日朝ラッシュ時間帯
○7時22分~8時27分の時間帯に、川西能勢口発 梅田ゆき「通勤特急(10輌編成)」を5本(約16分間隔)新設する。
 停車駅は川西能勢口(始発)、池田、石橋、豊中、十三、梅田。
○能勢電鉄・日生中央発 梅田ゆき「特急(日生エクスプレス)」の、川西能勢口での増結作業(8輌編成→10輌編成)を中止し、8輌編成で運行する。これにより、駅での停車時間の短縮が図られるとともに、梅田までの速達性が向上する。なお、平日・朝ラッシュ時間帯に運行する日生中央発 梅田ゆき「特急(日生エクスプレス)」の列車本数(7本)は現行ダイヤと同じ。
○「通勤急行」の運行を中止して「急行」に統一する。蛍池に停車することにより、大阪空港や千里中央・門真方面へ、大阪モノレールに乗り換える利用客の利便性が向上する。また、これにより「通勤急行」の雲雀丘花屋敷駅での増結および切離し作業はなくなる。
○現行ダイヤで運行している「通勤準急」を「準急」に統一する。
■平日夕ラッシュ時間帯
○梅田駅で夕ラッシュ時間帯に4号線と5号線の乗り場ホームで発生していた混雑の緩和と利用客の安全性の向上を図るため、「特急(日生エクスプレス)」と「急行」が発着する号線を変更する。これにより、石橋・池田・川西能勢口へ向かう優等列車の乗車位置を、隣接するホーム上にまとめる。
 ・4号線
  現行:「急行」
  ↓
  改正:「特急(日生エクスプレス)」日生中央ゆき・「普通」箕面ゆき
 ・5号線
  現行:「普通」雲雀丘花屋敷ゆき
  ↓
  改正:「急行」
 ・6号線
  現行:「特急(日生エクスプレス)」日生中央ゆき・「普通」箕面ゆき
  ↓
  改正:「普通」雲雀丘花屋敷ゆき
■平日昼間時間帯および土休日
○一部の駅間において所要時間を見直し、速達性の向上を図る(約50秒~10秒の短縮を実現)。
■宝塚線「通勤特急」への女性専用車両の設定
 同社では京都本線の平日ダイヤ運行日、特急・通勤特急の2人掛けシートのある車輌に「女性専用車両」を設定しているが、宝塚線のダイヤ改正にあわせて同線に新設する「通勤特急」(10輌編成)においても、その最後部(宝塚方)の車輌に「女性専用車両」を設定する。

阪急電鉄 ウェブサイト


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