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Nikonデジタル一眼レフカメラ「D4S」発売

2014.02.25

 株式会社ニコンイメージングジャパンは、ニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラの新たなフラッグシップモデル「ニコン D4S」を発売する。



▲ニコンデジタル一眼レフカメラ「D4S」

 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED装着時



 「D4S」は、従来機「D4」をベースに、AF(オートフォーカス)性能、画質、ワークフローと操作系、動画など、プロフェッショナルフォトグラファーの厳しい撮影条件下で必要とされる機能を見直すことで、フラッグシップモデルとしての完成度を高めている。

 AF性能は、プロフェッショナルの高度なカメラワークを想定し最適化したアルゴリズムを採用。撮影画面内に突然入ってくる被写体を正確に掴むAF初動と、被写体が高速で接近し、フレームいっぱいの構図になっても追従し続ける正確性を高めている。

 また、「グループエリアAF」を新たに搭載したほか、AF・AE追従で約11コマ/秒※の高速連続撮影により撮影ワークフローの高速化を実現した。

(※CIPAガイドライン準拠。AFモードがAF-C、露出モードSまたはM、1/250秒以上の高速シャッタースピードで、その他が初期設定のときの値。)

 画質は、新画像処理エンジン「EXPEED 4」、新開発のニコンFXフォーマットCMOSセンサーにより、従来よりも高い鮮鋭感と立体感、自然な肌のトーンを実現した。常用感度域はISO 100からISO 25600となり、全域でさらにシャープなラインとざらつきの少ない美しい色を実現、オートホワイトバランスの精度も向上している。

 さらに、プロフェッショナルが求める高度なワークフローを考慮し、改良を重ねることで利便性を高めた。連続撮影時の像ブレを抑え、像消失時間を短縮させることによりファインダーの見えを改善したほか、グリップ形状とボタン類のレイアウトを改良するなど、よりスムーズでストレスの少ない操作性とワークフローを実現。有線LAN通信では1000BASE-T対応し、撮影後のPCでの編集をスピーディに行える「RAWサイズS」(12bit、非圧縮)も導入した。

 動画では、1920×1080:60p/50pのフレームレートに対応。「EXPEED 4」により、全感度域(ISO 200-25600)でノイズを抑え、なめらかで豊かな階調表現が可能となる。また、「1920×1080クロップ」では特に鮮鋭感の高いクリアな映像を実現する。



【発売概要】



○商品名

 ニコンデジタル一眼レフカメラ「D4S」



○価格

 オープンプライス



○発売時期

 2014年3月6日予定



○予定生産台数

 当初月産 約3,000台



【「D4S」の主な特長】



●プロフェッショナルのカメラワークに応えるべく進化させたAF性能

・極限の状況でのより確実な捕捉性能、追従性能が進化した高性能AF

・多様なフォーカシングに柔軟に対応する5つのAFエリアモード



●より高い鮮鋭感と立体感を実現した高画質

・健康的な肌の質感を再現する高精度なホワイトバランス



●快適かつスムーズなワークフローを実現するニコン独自の技術・機能

・連続撮影時の像ブレを抑えてより見やすくなった高性能ファインダー

・画像モードにRAWサイズS(12bit、非圧縮)

・1000BASE-T対応

・カラーカスタマイズ機能を搭載した液晶モニター

・持ちやすさ、操作しやすさを追求した形状と操作系レイアウト



●1920×1080:60p/50p対応のフルHD動画撮影機能「Dムービー」


詳しくはこちらを参照


ニコン ウェブサイト


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