横須賀美術館では、谷内六郎館関連事業として、講演会「谷内六郎から広がる鉄道の原風景」を開催する。
講師に地域遺産プロデューサーの米山淳一氏を迎え、谷内六郎が描いた鉄道風景をきっかけに、人々の心の奥にある鉄道の原風景をひも解き、また、そうした懐かしい鉄道遺産の現在についても講演する。
谷内六郎が描く郷愁あふれる昭和の鉄道風景、そして、米山氏による講演を通して、心の奥にある鉄道の原風景に思いを馳せていただく。
○日時
2014年2月23日(日)11:00~12:00
○講師
米山淳一(地域遺産プロデューサー/公益社団法人横浜歴史資産調査会常務理事・事務局長)
○場所
横須賀美術館ワークショップ室
神奈川県横須賀市鴨居4-1
TEL 046-845-1212
○定員
70名
○主催
横須賀美術館
○参加方法
無料。当日、直接会場まで。
【展覧会「谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 いつも鉄道をみてた」】
○会期
2014年2月8日(土)~4月6日(日)
○開館時間
10:00~18:00
○休館日
3月3日(月)
○観覧料(所蔵品展・谷内六郎館)
一般 300円 高大・65歳以上の方 200円
※団体料金等、詳細は美術館HPを参照。
○内容
1956(昭和31)年の「週刊新潮」創刊より1981(昭和56)年にこの世を去るまで、谷内六郎が描いたその表紙絵の数は1,336点にのぼる。谷内六郎館では、年間4回の展示替えを行い、約50点ずつを入れ替えながら、谷内六郎の世界を紹介している。
平成25年度の第4期は、谷内六郎と鉄道がテーマ。陸橋をゆく汽車や電車、季節の移りかわりとともに趣を変える線路や駅、そして車窓からの風景など、鉄道が描かれた表紙絵の数は、じつに100点を超える。谷内六郎にとって、汽車や鉄道は、見知らぬ世界へ連れていってくれる、夢の乗り物だったのかもしれない。見慣れた風景から、不思議な風景へ。谷内六郎の鉄道にまつわる表紙絵51点をここに展示する。