185系

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東海道新幹線「改良型レール削正車」導入

2013.12.20

 東海旅客鉄道株式会社では、東海道新幹線において脱線防止ガードの転換作業を減らすために「改良型レール削正車」を導入する。

 東海道新幹線では、概ね年1回、全線にわたり、車輪とレールの接触音の低減と、細かな傷の除去によるレールの延命を目的に、レール削正(レールの表面を削り形状を整える作業)を実施している。これまで1種類の大型砥石でレールの上面および内軌側の削正作業を行っていたが、作業ごとに砥石を2種類に区分し、形状を改めることにより、削正作業時に砥石が、敷設している脱線防止ガードに当たらないようにしている。



【改良型レール削正車】



○概要

 既存のレール削正車について、砥石の形状を変更し、脱線防止ガードとレールとの間に砥石が入る構造に改良することで、レール削正作業時の脱線防止ガードの転換が不要となる。



○導入時期

 保有する2編成のうち、1編成は2014(平成26)年2月から運用開始予定。

(残る1編成についても平成26年秋までに改良完了予定)



○費用

 約520百万円


JR東海 ウェブサイト


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