四国旅客鉄道株式会社では、平成26年夏運行開始予定の観光列車「伊予灘ものがたり」について、この度、車輌外観のデザインと車内のデザインイメージが決定した。
また、観光列車運行を契機として、予讃線伊予市駅~伊予大洲駅(海回り)間の線区愛称を「愛ある伊予灘線」に決定した。
【車輌外観デザインについて】
(1)伊予灘のクライマックスである夕日を連想させる「茜色」と太陽や柑橘類の輝きを表す「黄金色」を基調とした配色とし、1号車と2号車をそれぞれのカラーでイメージの異なるデザインとする。
(2)夕日とオレンジを表したシンボルマーク、「茜色」から「黄金色」へのうつろいの表現に、和文様をアレンジしたデザインを用いレトロ感を演出する。
▲画像提供:JR四国
【車内デザインイメージ】
・伊予灘の絶景を望む海向き展望シート
・食事を楽しみながら歓談できる4名用ボックス、2名用対面シート設置
▲画像提供:JR四国
【線区愛称について】
(1)目的
観光列車「伊予灘ものがたり」運行に際し、地元の方により親しみを持っていただき、地域一体となってお客様をお迎えする気持ちをこめて線区愛称をつけることとした。
(2)線区愛称
愛ある伊予灘線(あいあるいよなだせん)
(3)区間
予讃線伊予市駅~伊予大洲駅間(海回り)
(4)適用時期
平成26年春以降
(5)今後の活用方
・大型時刻表等への掲載
・同区間を運行する列車の車内放送
・各駅の掲示物等